最近、PCゲーム――ことSteamについてちょっと気になっていまして。
今回はそのことでも少し書こうかなぁ、と。
Steamに関する記事などを見ていると、いろいろと問題(特に日本における販売)があるようですねー。
おま国、おま値なんかは、割と有名な問題ですが、それ以外にも「国内メーカーのソフトなのに日本語版がない」とか、あとは「テイルズ オブ ゼスティリア」に端を発した品質(PCへの最適化)の問題など。
品質に関してはともかくとして、「国内メーカーのソフトなのに~」については、まぁ個人的にも疑問に思わなくはないんですけどね。
疑問というか、なんとかなんないのかなぁ、とは思ってしまいます。
おそらく、というかどうせ、というか十中八九利権や売上がらみなんでしょうけどね。特に売上。
もしかしたら割れ対策とかもあるのかもしれませんけど。
ただ一方で、仕方ない部分もある、とも思いますね。
要約すれば、市場の小さい日本向けより、市場の大きい海外(特に英語圏)向け、ということです。
国内メーカーがSteamで配信しているタイトルは、ほとんどが移植です。
言い換えれば、日本ではコンシューマ向けパッケージやDL版が出回っている(出回っていた)状態で配信しています。
そんな状態で、わざわざ市場の小さい(=売上が見込めない)日本向けを、ましてや海外と同じ値段で出すか? ということへの解が現状なんでしょう。
もっともこれだけでは、あえて日本語を抜く理由にはなりませんが、そっちは声優(声優の所属事務所)との契約(利権)やら、字幕入れるにしてもその際の開発コストなどから、
むしろ海外向けなのにあえて日本語も入れるメリットがパブリッシャーやデベロッパーにない、ということなのかもしれません。身も蓋もない言い方をすれば、色んな意味で面倒くさいのかも。
とはいえ、個人的にはPCゲームがもっと普及してくれればなぁ、なんてことも考えますね。
日本の現状はといえば、ゲームハードはバラバラで、しかも新機種(より正確には、新機種専用の面白そうな新タイトル)が出るたびにハードを買わなきゃいけない。
これがPCなら、ゲームハードに比べ初期投資が高くなりがちではありますが、その後は仮にスペックが足りなくてもパーツ単位での更新で済みますし、なによりゲーム側で解像度などを選択できるなら、ハードにかける金額も選択できる。
なによりも、プラットフォームが統一されるので、ハードにおける悩みのタネが人によっては減るわけで(もしかしたら増える人もいるかもしれませんが)。
インストールがー、設定がー、なんて言い出したら、そもそもスマホだって使えないですしね。
値段もあるでしょうが、それにしたって、ちょっといい方が悪いですが10万前後のスマホは買えて、10万前後のPCは買えね―のかよと。
だらだらとながーく書いちゃいましたが、結局何が言いたいのかといえば、PCゲームやSteamにおける日本語版タイトルのラインナップが、この先充実していくといいなぁ、ということです。
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